『わが青春の谷津干潟 ラムサールへの道 −森田三郎・干潟を守るたたかい−』
作:本田カヨ子、備考:ろん書房
1987年 第八回カネボウ・女性ヒューマンドキュメンタリー入選作品
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作者が当時住んでいた習志野市秋津の近くにある約40haある”谷津干潟”。
高度経済成長期には千葉沿岸の広大な干潟は開発・埋め立てにより、
干潟の一部だけが開発に取り残されてコンクリートに囲まれてしまった。
1980年代当時は、業者等の不法投棄ゴミや海から流れ着いたヘドロが、
干潟に堆積して異様な匂いを漂わせて、地元民からも見放されていた。
そんな干潟にやってくる渡り鳥や生息するカニや魚達が、
一部の人々の心を動かしもっと豊かな頃の干潟を取り戻す運動が始まった。。。
そして、1993年”湿地に関する条約(Convention on Wetlands)”に登録された。
埋め立てられるはずの干潟が復活を遂げるまでの、
森田三郎を中心に活動したボランティアの一部始終を記した本です。
本田カヨ子さんも自ら活動に参加した事も綴られています。
ラムサール条約
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わが青春の谷津干潟―ラムサールへの道禺画像]
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