満月と蛇
2016-05-22


禺画像]
人も虫も獣も寝静まる月夜の晩、
今日の夜は星も月も輝きを増していました。
冬の澄んだ空気はくっきりはっきりと星空の光を透過させるのですが、
夏も近づく暖かさを増した空気は光をぼんやりとさせ、
星の瞬きや揺らぎを増して冬とは違う夜空を見せてくれます。

そんな月夜の晩に、一匹の蛇が月を見ながら佇んでいました。
まるで、月からの使者を待つかぐや姫のように、
頭を目を満月の方に向けてじっと動かさず、
私が近づいてもピクリとも動かずに、ただ月を見ていたのです。
ちょっとセンチメンタル&ロマンチックな光景でした。

小さな蛇はこの宇宙のどこで生まれて、これからどうなっていくのか?
そんな悩みを月に相談したり祈っていたのでしょうか?
はたまた、自分のルーツが分からず、仲間にも会えず孤独に押しつぶされて、
闇夜に浮かぶ満月を見て自分はどこに進むべきかを悩んでいるのか!?
案外、人間と悩みはそんなに変わらないのかもしれませんね。。。

以上
[管理人のつぶやき]

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